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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[711]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/12/02(金) 23:38:00 ID:???
D よかったら放課後、校内を案内してくれないか?
空「うにゅ? 私に案内お願いしてるの? 来たばっかりだし私は別にいいけどさ……どうしよう〜さとり様?」
松山「(また様付け……なんだか最新設備を謳う学校なのに、生徒達の体制はそうでもないのかも?)」
しかし少なくともこれで、古明地さとりという女子生徒が他の生徒と一線を画する立場というのはハッキリした。
さっき見せた、上辺の言動に惑わされない絶妙なタイミングでのフォローの仕方といい、求心力ある生徒だろう。
松山「(派閥の中には、火鳩といい男女の隔てもないみたいだし……。
さっき救ってもらった恩もあるし、俺何か困ったことがあれば俺も微力だが手助けしていこう。
不思議となぜか……以前からこの人にはお世話になってる気がするし……)」
さとりの派閥に協力的なポジションが決定されてしまったようだが、松山はそれで善しとした。
そんな松山の心の声が直接聞こえたわけではあるまいが、ふと見ればさとりが松山の方を向いていた。
薄くだが微笑をし、今日はお燐と帰るから案内してあげなさい、と言うような内容をお空に告げた。
お空「うん、わかった! じゃあ放課後なったら案内したげるね!」
明るく請け負ったお空と話し終えて、松山が席についたのを見計らったかのようなタイミングで担任がやってきた。
すぐに数学の授業が始まり、新しい学校に馴染む為にも、松山は懸命に授業内容を聞きノートにもとった。
松山「(エスカレーター式とはいえ、それが目的で転入したと言われない為にちゃんと励まないと!)」
お空が座ってる席の方から内なる悲鳴が時折聞こえた気もしたが、松山は黙々と授業に参加し……
昼食も今日のところは慣れるためにも学食で済ませて……
やがて放課後のチャイムが鳴って、クラスメイト達がたちまち活気を取り戻す中で、空がやってきた。
空「やっと授業終わった〜! もう難しすぎるよねここの授業の内容ってさ。
さっきの約束通りに私が案内してあげる! どこか行きたいところってある?」
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0ch BBS 2007-01-24