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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[754]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/06(火) 23:28:51 ID:???

その前に部長ってだぁれ? →  スペード3
スペード・クラブ→「阿求お嬢様、お茶なら私がお淹れします」 阿求「学校では普通の生徒らしくしてください」



音もなくいつの間にか松山のうしろに立っていたのは、横分けのロングにした松山の同じ中学三年の女子だった。
特別際立った特徴はない彼女が、松山に軽く頭を下げてくる。

前部長「すみません黙って観察するような形になってしまい……。
     通りがかったら、部室に見知らぬ生徒が入ろうとしてるの見て、阿求様の御身が気になったんです」
松山「は? 阿求……様?(何だ? この学校では美人や美少女に様付けする校則でもあるのか!?)」

教室でさとりが様付けされてるのは、派閥的にまぁありかと自分を納得させた松山も、流石に疑念が湧いてくる。
気まぐれに入った茶道部でも、奇妙な格式を見せ付けられリアクションに困ってると、部室内から強い咳払いがした

阿求「もうっ! 学校内で家みたく振舞うのは止めてと何度言えば分かるの!? 先輩が変な目で見てるし!」
前部長「しかし阿求様……」
阿求「しかしも案山子もないのっ! 誤解を招く態度は今後一切禁止っ!」

対等な関係を望んでながら、上から押さえつけるように強制させてる阿求と、黙して臣下っぽく従う前部長。
なんとなくこの二人の関係が読めた松山は、ラチがあかないので、割って入ってみた。

松山「すまないが、俺そろそろ帰らないとならないんだ。 入部するかはひとまず保留にさせてくれないか?」
阿求「ぁ、もうこんな時間でしたね!
   (前部長、彼も同じ三年生だけど、新入希望者に違いないなら慣習に則って構いませんね?)」
前部長「はい阿求様。コホ……三年を入れても意味がないとは思いますが、部長のなさりたいように」
阿求「ええ私の好きにさせてもらいます。 物で釣るみたいだけど、先輩、先にこちらを見てみてください」



0ch BBS 2007-01-24