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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[777]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/09(金) 23:56:32 ID:???

松山「う、うわあああああああああああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜……


    あ、あれ?

    古めかしい家構造の、今時滅多に見ない土間まであるここは一体どこだ?
    いやここは俺が暮らす家で、いやいや俺は一人暮らしで? 下校の途中だったいまは朝?」
シャンハイ「……? 光様? 白昼夢でも見たんですか?」
松山「! シャンハイ人形ver!!? しかもブルードレスのレアバージョン!!?
    発声機能に留まらず感情表現まで……うちの親はこういうことに凄い目利き力を発揮するなあ!!!」
シャンハイ「え、え、え!!? 大変!? 光様がおかしくなっちゃいました!!?」

シャンハイの認識からすれば、スキマに引き込まれて、放り出されるまで一秒も経過していない。
しかしどこも外傷がなく無事に見えた松山の、明らかにおかしな言動に触れたシャンハイは問い質そうと紫を見て。

紫「大丈夫、大丈夫。 帰還のショックで一時的に記憶が混濁してるだけよ。 すぐ元に戻るから」
松山「そうだこれは夢なんだ。 俺は今夢を見ているんだ。
    目が覚めた時、もうトラウム学園の卒業証書を手に入れてるんだ……。
    希望にあふれるハイスクールライフ。 新しいサッカー仲間達と一緒に、最初は県大会制覇に乗り出すんだ」
紫「(パチン)」

〜少年覚醒中〜

松山「誰かが指をパチンと鳴らした瞬間、良い夢見てた筈が真っ二つに裂かれて強制的に戻された……」
紫「夢はいつか覚めるものよ。
   さて―――余興はおしまい。 次は現実の話をしましょう。
   貴方がいるのは幻想郷。 外の世界から行き場を無くした者共の住まう地。 わかるわね?」
松山「……わかるよ。 ちゃんと思い出した。
    俺は新天地で再出発をはじめた生徒じゃない。 サッカーが流行してるこの幻想郷で暮らす人間だ。
    そして新しく生まれたチームのトラウム・アドラーズのキャプテンで……SSPを目指してるんだ」



0ch BBS 2007-01-24