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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[819]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/13(火) 22:09:42 ID:???

A 妖精C


松山は、宵闇の名無しの中でもさっき、こいしと張り合えるほど上昇志向の持ち主、妖精Cに声をかけた。
姉妹のように仲の良い妖精Dとしばし顔を見合わせ……揃ってコクンと頷きあってから、松山の元へやってきた。

松山「練習中に悪いな。 今からこのボールを……ぐっ、ぐ!? 壷にはまって……ぐあ!!!?」

何せサッカーボールだけに掴みにくい為、苦闘してスポンとボールを出した拍子に体勢を崩しかける松山。
コロコロと、地底の照明光と相まって煌くボールに目が吸い寄せられるように、妖精Cは近づいて拾い上げた。

妖精C「え、何、このボール……蹴ってると目が眩みそう」
松山「キラキラ眩しくてという意味なら大丈夫だ。
綺麗だからとか高そうだから持ち帰ろうとするのはワイルドNGだ。
    このボールは、練習で使った選手にフィットして、理想のボールの蹴り方とか引き出してくれるみたいでな。
    使えばきっと、短時間でも上手くなるから、騙されたと思って頑張ってみてくれ」
妖精C「うん……わかった!」

身体サイズ的に、ボールを腋ではなく胸元に抱きかかえて妖精Cは妖精Dのところへ戻っていく。
それを見て満足し、松山はぐっと表情を引き締め熱血練習モードに移る。

松山「さて、それじゃいよいよ本格的に練習するか!」



0ch BBS 2007-01-24