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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[910]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/12/23(金) 23:29:33 ID:???
慧音「解らない。 まったく聞いたことがなくて未知数だ。
ただ所属してる選手の名前は、な。 お前は知らないだろうが……軽視できないものばかりだ。
目立つ特徴といえば、お前と同じ外来人の――日本人の少年がキャプテンをしてるぞ」
???「!!」
???が立ち上がった。 岩に座った時より倍増した体躯はもう慧音の頭突きが届くどころではない。
巨大な岩石に、突然立ち塞がられた息苦しさと圧迫感を強制させてくる。
???「日本人……そうか。 俺もその試合に出られるか?」
慧音「ああ構わないぞ。 大会までの腕ならしにのびのびと楽しむといい」
???「感謝する。 ……」
端的に謝意を口にすると、???は再び黙り込んでしまう。
慧音「(やれやれ……。本来は大会まで隠しておくべきなんだろうが……。
同じ境遇の少年とサッカーすれば、この無愛想な子も少しは明るくなるかもしれないしな)
そうだ言い忘れてたが、お前の選手登録名は三浦だからな」
三浦「わかった。
(日本人……もし俺の想像通りなら、リベンジの機会が数年待たずとも訪れたと言える。
大空翼と猛虎か、俺を抜いた狂気の天才か……フッ、こうも腕が疼くのは久しぶりだ……)」
慧音「あ、もう一つ言い忘れてた。 そろそろ――来る頃じゃないか?」
獰猛な笑みを浮かべかけていた三浦は、振り向いた慧音の声と視線にあっさりと引っ込め、珍しく渋い表情を作る。
三浦「あいつか……」
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0ch BBS 2007-01-24