※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[954]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/12/28(水) 00:10:16 ID:???

B 時間が経過する程、間引かれてしまうからか?



松山「(不利になる……パット思い浮かぶ理由としては……っ)」

一瞬、瀟洒な銀のナイフを首元に突きつけられたみたいな悪寒が走ったが、松山は気のせいと片付けた。

松山「そうだな……ん……誰かにカードを集められてしまって手に入れるのが難しくなる?」
萃香「ひゃんぶんだけ正解らね〜」
松山「(う!? ほんの少し間に呂律回らないくらい酔っ払ってる!?)」
萃香「えふっ、ふぅ……ぇ〜と何だったか。 そうそう、不利になる理由んひついてか〜ひっく!」

もしや酒の席で酔っ払いのたわいない虚言に付き合ってるのではと不安になる松山だが、大人しく言葉を待った。

萃香「紫の整えたこの争奪戦はさ〜。 ようするに……。
    時間が経過する程に、強い奴は、弱い奴らのカードを集めて、盾にしてきて脱落しにくくなっちまう。
    わかるかい? 待ってるだけだと、本当に手強い奴のカードを奪えるまで何度も戦うことになる」
松山「……!」

敗北前提で考えるのではなく、勝利前提で勝ち進んだ後の有利な展開を考えるあたり、萃香らしい発想だったが。
松山は内心唸る。 豪放なようでいて、抑えるべき要点は抑えているのだと。

松山「(そういえば萃香さんは怪力よりむしろ技巧自慢だと言ってたような……。
    つまりそれは自分の技や能力を完全に理解する事。物事を把握する能力にも秀でてるってことだよな……)」
萃香「それにね、私が先の先を推奨する理由にはもう半分の理由がある。
    最初から周りの連中より――光が有利を得ているからなんだよ」



0ch BBS 2007-01-24