※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

キャプテンブライト9


[104]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/23(金) 03:29:38 ID:dNxKCxxY
…随分と時間が経ったような気もするけど、実際はそんなに経っていない。
これは警察に捕まっていた時に学習していた。実時間は、おそらく30分ぐらい。
ボスと呼ばれた人がカバンを手に部屋に入ってきて…。運転手と小声で何かを言い合って、頷いて。
 ティアナ「ねえ…どうしたの?」
 ボス「ティアナ・ランスター。我らは悪意を持って貴方を拘束していたわけではない。それは承知してくれ」
 ティアナ「え、ええ…」
 ボス「『ホワイトデビル』にも、どうかそのように頼む」
 ティアナ「ホワイトデビル? そんな人、知らないわ!?」

 ボス「『人』!? 『ホワイトデビル』というコードは、『集団名』ではなく『人』一人なのか!?」
 ティアナ「だから、そんな人知りません!!」

 ボス「と、ともかく我々は『ホワイトデビル』と敵対しない。貴方を解放する。今回は、互いに運が悪かった…」
 ティアナ「え!? え!? じゃ、じゃあイストちゃんは!?」
 ボス「……」

ボスはカバンから注射器を取り出し、手馴れた仕草で針を私の腕に刺してきた。
 ティアナ「や!! いやっ! なに!? なんなの!?」
 ボス「ただの睡眠薬です。『ホワイトデビル』にご伝言を。私たちは今後、どんな協力をも惜しまないと」
 ティアナ「やめて!! やだっ!! イストちゃんは!? ねえ、答えて!!」

ズキッとアタマが痛む。
お願い、答えて。何か喋って。イストちゃんは今後どうなるの!?
アタマの痛みが、薄らいでいく…。ダメだ。このままだと、寝ちゃうから。
もっと痛いままじゃないと、寝ちゃうから。

なんで痛みって、思い通りにならないんだろう。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24