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キャプテンブライト9
[105]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/23(金) 03:31:24 ID:dNxKCxxY
朦朧とした意識の中で。多分、夜中。多分、外のどこか。
後で聞いたところによると、私は警察署の敷地をフラフラ徘徊していたらしい。
まあ一番安全な場所かもしれないけど、私にとっては良い思い出がないトコでもある。
警察に保護されて、すぐに救急車で運ばれて。
注射された睡眠薬のせいで記憶は曖昧だけど、外傷なんかはなかったらしく。
私は次の日の夕方頃になって、なんとか起き上がれるほどに意識を取り戻した。
近くの看護婦さんがすぐにそれに気づいて、私を寝かそうとしてくる。
最初は私も起き上がろうと抵抗したけど、名案に気づいた。
何か言っている看護婦さんに頷いて、目を閉じて。薄目で彼女の姿を追う。
…報告のため、看護婦さんが私から離れて、部屋から出て行った!
私は起き上がる。…何のためかよくわからないけど、とにかく、どこかへ行かなきゃ。誰かに会わなきゃ。
不思議な使命感を持って、個室の病室ドアを開ける。
廊下は人もいたが、平穏な雰囲気。大丈夫、このまま外へ抜け出せる!
あれ? 外へ行ってどうするんだっけ?
…そうだ、イストちゃんだ! 私は解放されたけど、イストちゃんはどうなったんだろう!?
捜しにいかなきゃ。何のアテもないけど。私が行かなきゃ!
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0ch BBS 2007-01-24