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キャプテンブライト9
[120]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/25(日) 00:26:55 ID:G87eurVg
機動六課をやめてから、憧れだった執務官になったけど。
そこは腐っていた。いえ、どこも同じなのかもしれないけど。
汚職と収賄。利権にまつわる腐敗。
私たちが必死に情報を集め、証拠をあげて。正式な手続きでマフィアのアジトに踏み込むと。
『小物』しか捕まらない。こちら側の情報が漏れているのだ。
逆に相手側の情報が流れてくることもある。でも捕まるのは、ほとんど小物。全く意味がない。
『白い粉』を大量に売っている犯人を突き止めた時もあった。
犯人は若い少女だった。私は、怒りに突き動かされて。
その少女を、警棒で散々に殴っていた。…どうせこの少女も、裁判ではたいした罪にならないだろう。
だったら、せめて私が罰を与える! 私怨、そして独善かもしれないけど、殴らずにはいられなかった。
「私が、私が何かしたんですか!?」「え? 何、その荷物? 私、知りません!」
…白々しい。このバイヤーのせいで、どれだけの人間の人生が狂ってしまっただろうか。
手錠をはめられて無抵抗な彼女を、私は殴った。許しを請う彼女を、思いっきり殴った。
何度も何度も殴ったせいで、私の強化スタン警棒のほうが折れてしまったほどだ。
同僚の警棒を奪うように借りて、彼女を殴り続けた。
彼女がグッタリと動かなくなったので、二本目の警棒は折れずにすんだ。
その後、彼女は相当の自白をしたのに。『不起訴処分』で釈放されたようだ。
…もっと殴っておくべきだったな。
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0ch BBS 2007-01-24