※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

キャプテンブライト9


[28]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/18(日) 02:54:38 ID:/H3lkCNI

  ――最強の魔法少女は誰か!?――
 サリーちゃん、アッコちゃん、ミンキーモモ、セーラームーン


連日の取調べは、過酷だった。
あの『白い粉』は誰から手に入れたのかとか、密売ルートや顧客リスト。色々と聞かれた。何度も聞かれた。
ティアナはそれら全てに、正直に答えた。私は何も知らない、と。
…殴られた。知らないという、そのたびに。
痛みからではなく、理不尽さと恐怖に、何度も泣き出してしまう。

『〜で、〜だ。だからお前は、こうやったんだよな?』
 ティアナ「知りません…」
殴られた。

『もう一度言う。〜で、〜だ。だからお前は、こうやったんだよな?』
 ティアナ「……。はい、そうです…」
そう答えると警察の人は、殴らないでくれた。ティアナは、今度は安堵の涙を流した。

それを何度も繰り返していくうちに。
ティアナの『自白』は増えていき、おびただしい数の法律に抵触していたことになっていく。
その『自白』のほとんどを、自分で何を言ったか憶えてないのだけれど。
ただティアナの『服役期間』が500年を超えるかどうかで、署内では賭けの対象になっているらしい。


ところが。
ある日突然『釈放だ』と言われ。僅かな身の回りの物を押し付けられて。外へ追い出された。
『司法取引のようなもの』『不起訴処分』『詳しくはお前のボスに聞け』そんなキーワードを聞いた気がする。
あれだけ『自白』したのに、裁判もなく、でも有罪とも無罪とも言われてない。
…ティアナには、どういうことなのか全く理解できなかった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24