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キャプテンブライト9
[43]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:02:20 ID:Z3NL90cA
るな「ふぅ」
ルナマリアの部屋。そこは寝室へのドア、トイレへのドア、お風呂へのドア。全てが開かれていた。
そもそも、閉じていないのである。
るな「今日は疲れたし。早く寝ちゃおうかな」
日課の、簡単な日記をつける。手書きだ。
記録の意味合いもあるが、日常ではワープロばかり使うので実際に文字を「書く」ことが少なくなっている。
それへの対処の意味合いがあった。
『今日はニナさんが突然叫んだ(いつものことだけど)。…スレが終わった。
省6
[44]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:04:14 ID:Z3NL90cA
るな「あっ。今日のチューブ食は『ファーストキスの味』だ!?」
昨日は『一夏の思い出の味』だった。
まあ色々と味に種類はあるが、「製造が面倒だしコストがかかる」ということで、実際は無印の場合が多い。
要するにシールだけ貼って、後は脳内妄想で味を補完しろということである。
るな「……。ファーストキスは、レモン味レモン味レモン味…!」
必死に補完して、一気にチューブ食を飲む。
それは普段なら『プレーン』(味が何もついていない)、のはずだが…。
省26
[45]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:06:59 ID:Z3NL90cA
るな「食糧事情、改善してほしいわよね…」
『別撮り』で一緒になったティアナちゃんは、楽屋で、
『WBのお弁当は、さりげなく、アジフライが一品多くついてくるらしい』と言っていた。
るな「いいなぁ、連邦軍」
注:連邦軍ではなく、WBの中で約一名、(勝手に)お弁当にアジフライを追加している人物がいるだけである。
ルナマリアは、メインPCを起動して…ニュース等のチェックをする。
プライベートに仕事を持ち込まない主義なので、別に忙しくはない。
省28
[46]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:09:12 ID:Z3NL90cA
結構すぐ、返事が返ってきた。
『くぁwせdrftgyふじこ。
1くぁz2wsx3絵dc4rfv5tgb6yhん7うjm8いk、9おl。0p;・−@:¥^「」¥』
るな「……。ダメっぽいかも…」
PCの電源を落として。ルナはトイレへ入った。
…ドアは閉めない。
外付けで取り付けた『音姫 Ver.0079』を起動して、用を足す。
自室のトイレに音姫なんていらない、と思われる方も多いだろうが。
ルナマリアは「音姫がない」恐さを知っている。
省9
[47]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:10:50 ID:Z3NL90cA
るな「んー、スッキリ」
スッキリついでに、シャワーを浴びよう。
ルナマリアはバスルームへ入った。
…ドアは閉めない。カーテンも。
湯気がリビングルームに行かないようにと、換気扇を増設するほどの徹底ぶり。
諸事情で、女性用の共同浴場に行けないカラダになってしまったルナマリアだ。
るな「私はコーディネーターだから、病気とかになりにくいけど。
剃り跡から病原菌が入る場合もあるから、ナチュラルの人たちは脱毛クリームもオススメよ!」
省15
[48]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:12:25 ID:Z3NL90cA
寝室に入っても。
ドアは閉めない。
だがベッドの枕の下には。拳銃、白兵戦用にナイフ、最後の自害用に青酸カリの3点セットが置いてある。
常在戦場。
…何が彼女の精神を、ここまで狂わせたのか。
それは、想像してみればわかるだろう。
あのこと、を…。
---
翌朝。
ルナは朝が苦手だ。起きても、けっこう長い間、ベッドでごろごろしている。
でも今日は、それが遮られた。
チャイムが何度も鳴ったのだ。
省9
[49]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:14:17 ID:Z3NL90cA
るな「ありがとうございます。えと、その書類は…?」
ニナ「裁判所への、正式な改名手続きの書類よ」
るな「(うぅ…)」
ニナ「とりあえず、私と一緒の時の試合は『るな』で選手登録しておいたから」
手際が良すぎるだろう、ニナさん…。
るな「あのー、異名とかアダ名とかで『るな』ってことじゃダメでしょうか」
ニナ「ダメよ。ちゃんと戸籍から変えること!」
ニナは書類一式をルナマリアに押し付けると、叩きつけるようにドアを閉めて帰っていった。
るな「あ…」
[50]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:16:22 ID:Z3NL90cA
-----
<MSデッキ>
数時間後。集合時間になっても、ルナマリアは現れない。
ニナは苛立っていた。
ニナ「3秒でも遅刻したら、絶対に許さないって言ってあるのに。もう30分よ!?」
シャア「病欠じゃない?」
ニナ「だったら、その連絡があってもいいでしょうに!!」
リカルド「そういう連絡ができないくらい、調子が悪いとか」
ニナ「いえ。さっき会った時は普通だったし。…あ! いけない!」
シャア「どうした?」
省14
[51]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:17:41 ID:Z3NL90cA
シャア「お、おいルナ。開けるぞ!!」
部屋の中から、ルナが返事をしてくる。
るな「少佐? お、お願いします。閉じ込められちゃって…」
別になんのカギもかかっていないドアだが、シャアがそれを開ける。
るな「少佐。そこらへん、地雷とかあるんで、私がそっちに行きます!」
ベニヤ板で仕切られた「迷路ゾーン」から、ルナマリアが姿を現す。
ナイフと拳銃を持ち、口に青酸カリのカプセルを咥えているのが物騒ではあるが、まあ元気そうだった。
省9
[52]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/19(月) 03:19:50 ID:Z3NL90cA
ニナ「でも、どうも腑に落ちないわね。『密室恐怖症』ってわけじゃないんでしょ?」
るな「はい。密室自体は恐くないんです。ただ最近、ドアを『開ける』のが恐いだけで…」
ニナ「…どうして?」
るな「ドアを開けたら。また『ヤツ』がいるような気がして…!」
ニナ「そこらへん、わからないのよね。全裸で胸毛の日系ブラジル人なんて、いるわけないじゃない…」
ルナと。シャア&リカルドは思った。
ヤツに会ったことがないから、そんなことが言えるんだ、と…。
省21
[53]森崎名無しさん:2011/09/19(月) 03:32:39 ID:ktDBwNhk
D
ここだ! ここでDを選ぶんだ!
外回り帰りにはよく口からイソジン的な香りを漂わせていた(婉曲表現)という
伝説を持つツワモノが先日退職されました。
…ほんの七、八十年も昔までは赤線で下ろしてもらう、なんていうのも
ごくごく普通のことだったようですが、最近じゃそれは仮免扱いのようでw
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0ch BBS 2007-01-24