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【ラグナロッH】キャプテン霊夢13【始まるは今】


[995]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/10/20(木) 01:10:34 ID:???
そして、もう一人。試合の結果に納得がいっていない……というよりは危機感を感じている者がいた。
チルノ連合の中で実質的な司令塔を務めていた小悪魔である。

小悪魔「(早苗さんのカット力は私の想像以上でした……。それに、大ちゃんのセーブをもってしても、
     6点も入れられてしまう。正直、今のままではうちに勝ち目はありません。例えお嬢様や妹様、
     パチュリー様が五分に戦えたとしても、総合力で押し切られてしまう……)」

そう。マリオとヨッシーFCで最も問題なのは、基本的にポジションに穴がないことだ。
中でもボランチ二人の守備力の高さは実に厄介であり、パスを通すにしてもドリブルで突破をするにしても、
大抵は大きなリスクを背負うことになり、ボールを奪われてしまう。
今日やったような、相手がボールカットした瞬間を狙うような奇襲はそう何度もは通じない。

小悪魔「(少しでも有利に運ぶ為には、もっとパスの精度を高めなくては……!)」

小悪魔の最大の武器はパスだ。守備も出来ない訳ではないが、基本的に彼女は一芸選手だ。
その一芸を封じられたとあっては、使えるものはこの小賢しい頭だけになってしまう。

バシィッ!バシィッ!バシィッ!

そんな訳で、ひたすらにパスの精度を上げる練習をする小悪魔だったが、やはり一人では中々成果は上がらない。

小悪魔「ふぅ、ふぅ……(駄目、こんなんじゃ……)」
美鈴「……小悪魔さん?こんな遅くにどうなさったんですか?」
小悪魔「え……って、美鈴さん?」
美鈴「ええ、もう遅いのに中で物音がしたから何事かと思ったのですが……」
小悪魔「すみません、もしかして起こしてしまいましたか?」
美鈴「構いませんよ。いつも寝てるようなものですし」


0ch BBS 2007-01-24