※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[227]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:43:18 ID:???
その万能無敵な能力も然ることながら、何手も先を見通す頭脳を持ち・・・
常に冷静に微笑を浮かべる『胡散臭い』という言葉の代名詞、八雲紫。
その紫が神妙な顔で誰かにお願いを乞うというこの光景は、レミリアならずとも誰も見た事が無い物だった。
これを見てしまったレミリアは、内包していた怒りを興味へと変換する事にした。
・・・膨大な精神力を必要とする作業ではあったが。
レミリア「判った、協力する事にするわ。 ただし全て説明しなさい。」
紫「感謝するわ。」
省26
[228]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:44:27 ID:???
紫「・・・貴女が最後にその能力を使ったのは、この館のメイド長に対して。
倫敦の殺人鬼、銀のナイフを操るヴァンパイアハンター、時間を止める吸血鬼・・・
貴女は多世界に存在するメイド長の運命を一つにした。 ・・・それが貴女の能力の本質。」
レミリア「そんな事はお前に言われるまでもない、結論を話せ。」
紫「慌てないで。 確かに私の『境界を操る程度の能力』なら、貴女の能力のON-OFFを操る事くらい出来る。
省26
[229]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:45:29 ID:???
紫「・・・あの子を唆(そその)した人間。 あの瞬間、あの子の側に感じた気配は3人。
その人間の姿も見つける事がまだ出来ていないわ。
けれど必ず見つけ出す・・・そして私自身で借りを返すわ。」
レミリア「・・・フンッ。」
それから暫しの間、紫はレミリアに手を伸ばし続けていたが・・・今、ようやく下ろした。
紫「・・・終わったわ。」
レミリア「・・・全て元通りなの?」
紫「いいえ、少しだけ残滓が残ってしまった・・・量子力学の壁の影響ね。
省28
[230]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:46:51 ID:???
レミリアの質問に答える事なく、紫はスッと紅魔館から消え去っていた。
レミリアは一瞬だけスキマが開いた空間を暫し睨んでいたが・・・
やがて欠伸をし、天蓋ベッドへと身体を横たえた。
『一度生まれてしまった引力は、微弱ながらも消えずに残ったまま・・・
奇跡でも起きない限り有り得ない話だけど、再び運命が混ざる可能性はゼロじゃない。
それにあの子と・・・側に居た筈の3人は、間違いなく一つになってしまった儘・・・。
省9
[231]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:52:14 ID:???
本日の更新はここまでです。
次回は再び三杉達の世界に戻り、向こうの世界の人はあと10スレくらいは出てこないと思います。
『予告』
頬に涙を濡らし、嗚咽するアルシオン。
あの瞬間に彼が見た物は・・・?
そして覚醒するスターバースト。
星をも砕きかねない異形の力を身につけてしまったアルシオン。
もはや彼を止める力を持つ者は誰も居ない。
ってな感じでお楽しみに〜さよなら〜
[232]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/07(金) 20:57:06 ID:???
追記
色々と俺設定+矛盾点も多々かと思います。
ついでに幻想キャラの言動も私は掴めておらず、イメージと異なる彼女らを書いてしまったかも知れません。
不快に思った方がいらっしゃいましたら、ここでお詫び申し上げます。
[233]森崎名無しさん:2011/10/07(金) 21:15:16 ID:???
カンピオーネ戦は人類の知るサッカーになるのだろうか…w
[234]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/08(土) 15:51:55 ID:???
>>223
アルシオンはこれまでシュナイダー、ピエールなど各国のトップエースクラスでした。
けれど今回の事で頭一つ抜けた存在になったという話です。
人類レベルなのは間違いないのでご安心下さい(笑)
他のメンバーはパルマ戦並みのレベル(才)に上がって再び相見える形になります。
12日まで更新は出来ませんが質問なんかあれば受け付けますよー
[235]森崎名無しさん:2011/10/08(土) 21:43:47 ID:???
乙でしたー
[236]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/12(水) 19:56:21 ID:???
>>285 乙感謝です、どもー。
=============================================
≪イタリア・アレッツォ地方(?)≫
その身に稲妻を受けたかのような衝撃、目の前に浮かんでは消えるイメージ。
神秘的な感覚の全てが消失し、地に足が着いている実感を取り戻すまで…
どれほど永い時間が過ぎていったのか、彼には判らなかった。
物理的な時間量としては数秒程度であったが、体感では1週間にも1ヶ月にも感じられたからだ。
省27
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24