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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[353]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/21(金) 20:35:11 ID:???
片桐「お前達の世代は強い…まさに黄金世代と呼ぶに相応しいと思っている。
しかしその存在はまるで奇跡のような物だ…二度現れるとは思えん。
お前達の後に続く者が居なければ、一度きりの奇跡で終わる…それでは日本サッカーの未来は無いも等しい。
お前達が強いだけじゃダメなんだ…。」
三杉「狡い人だ貴方は…だからこそ全日本は強くなければいけないと思っている。
勝ち続けなければいけないと思っている…だから何度も僕に召集に応じろと言うのでしょう?」
片桐「そうだ。 そしてその根底にあるのは、Wトーナメントで日本が勝ち上がれば…
人々のサッカーへの興味、熱がより強靭になるという事。
それは創設されるJリーグにとって間違いなく大きな力になる。
…これが、俺の思う『日本サッカーの未来の為』だ。」
そこまで語り終えると、片桐は一旦言葉を切った。
暫し何も言葉を発せず、二人の間に沈黙が生まれる。
片桐「本来こんな事情は俺達協会の人間がどうにかしなければならない事だ…
一選手であるお前に話す事も、まして背負わせる事もあってはならない。」
三杉「…ならば何故、僕にそこまで話したのです?」
片桐「お前が俺と同じ目の高さで未来を視ていると思ったから…そこに付け込んでいる。
汚い大人、狡い人間と思ってくれて構わん。
だがJリーグ構想とW杯招致は万が一にも失敗する訳にはいかないんだ。」
そう言って、片桐はこちらに向けて頭を深く下げた。
どうやら子供…選手に対しているつもりは既に無いよいだ。
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0ch BBS 2007-01-24