※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】


[725]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/18(金) 17:45:30 ID:???

プロシュート(罠ではない、純粋な協力者だから安心してやがるってわけか…?
        …いや、協力者だとしても多少の緊張は避けられない状況だろ。
        だがこの何も感じない日常のような空気、戦闘を仕掛ける素振りすら…っ!?) シュッ

動揺する程でもないが、不可解には違いない相手を慎重に観察していたプロシュート。
そんなプロシュートに対し、少年は無造作に手を伸ばした。
反射的にバックステップで距離を取ったプロシュートだが、能力は発動させなかった。
少年が手を伸ばしたのは、自分にソファへの着席を勧める為だったと判ったからである。

少年「どうぞお座り下さい。」
        
プロシュート「………………お前はオレに封筒を寄越した奴の代理でここに居るのか?」

少年「いいえ。 貴方に連絡を取ったのは間違いなくボクです、プロシュートさん。」

プロシュート「なるほど……。」

餓鬼の悪戯などではない事をプロシュートは理解している。
ここまで相手が示した情報が、パッショーネの内部事情に余りに精通しすぎた物だからである。
…であれば、この落ち着きようから考えても目の前の少年が只者でない≠ニ判断するしかない。
プロシュートは警戒を緩める事なく、取り敢えず話を聞いてみる事に決めた。



0ch BBS 2007-01-24