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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】


[735]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/19(土) 19:25:25 ID:???

プロシュートは初めて少年に対して強い警告を放った。
言葉での警告は一度きり、次は戦闘だと持ちかけたのだ。
しかし少年は表情を変えなかった。

少年「貴方が説得し、見事に協力者となってくれた彼…
    ブルーノ・ブチャラティ≠フ能力を知りたくはありませんか?」

プロシュート「なっ…!」 ガタッ

思わず膝でテーブルを蹴ってしまったプロシュート。
こいつが何を言ってきても驚くつもりはない…その覚悟でいたが、これは予想の範囲を遥かに超えていた。

プロシュート「テメェー……どういうつもりだ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ

少年「まあまあ…ブチャラティは貴方と同じように、マフィアでありながら気高い覚悟を持った人物です。
    プロシュートさんも初めて会ったにも拘わらず、シンパシーを感じたんじゃないですか?
    『どうやらこいつは信頼できる、命を預けるに足る奴だ』ってね。」

プロシュート(確かに……ブチャラティは不思議と信頼したくなる奴だ。
        立場は違うが、こいつはオレと似ている気がするとも思った…)

少年「そしてブチャラティを口説いた際、彼は一つの条件を出した筈です…。
    即ち麻薬ルートの放棄、撲滅=cそして貴方はそれを受け入れました。
    何故ならば…貴方は『仲間の仇を討てるなら、麻薬ルートを放棄してもいい』と思ったからです。
    それをブチャラティも感じた筈、だから彼はフィレンツェまで貴方に同行して来ているのです。」

プロシュート「何が言いたい…?」 ゴゴゴゴゴゴゴ


0ch BBS 2007-01-24