【刻の涙を】ライ滝第十八話【見せてやらあっ！】

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[495]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/10/17(月) 10:21:30 ID:???

片桐「今のシュートも先程と遜色ない威力だったがこれも決めさせなかったか。
　　　出会い頭の一発が決まったとはいえ生田（仮）とやらのディフェンスは本物だな」

観客（せやな。並みのチームならここまでで4、5点は取られとるで）

茂「流石暫定得点王様。俺の全力で防いだってのにコーナーが精一杯とはな。まだ拳がジンジンしやがる。
　　……で、お前の方は大丈夫かよ？」

　ボールに叩きつけた右拳を振りながら、倒れているＫ良太郎にそう問いかける茂。

Ｋ良太郎「おう！　俺は頑丈なのが取り柄やからな！　俺の全力をふっ飛ばすとはおもろい奴や……っとと！」

　そのＫ良太郎はといえば、吹っ飛ばされたにも関わらず快活に笑いながら立ち上がろうとするもののその場で軽くよろけてしまう。

巧「どうしたんだ？　やっぱ今のでどっか痛めたのか？」

Ｋ良太郎「いや、怪我とかはないがどうも良太郎の体力が切れかかっとるようやな。体が妙に重うなってきたわ」

　イマジンに憑依してもらう事で驚異的な身体能力を発揮する事の出来る良太郎ではあるが、その分体にかかる負担も大きいのだ。

敬介「今日は敵の攻撃が苛烈だからな。スタミナ切れを起こすのも当然か。だがまだピンチは脱していない。
　　　多少は無理をしてもらうぞ」

Ｋ良太郎「わーっとるわ。良太郎もその気みたいやしな」

良太郎（うん。決勝戦だからね。明日筋肉痛で動けなくなっても良いから思い切りやって良いよ）

敬介「助かる。それでこの後の守備だが……」

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0ch BBS 2007-01-24