【パーフェクト】キャプテン霊夢14【覚醒教室】

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[227]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2011/10/19(水) 01:30:32 ID:m3WsNIXU
幽香「……はぁ、何だか気が削がれちゃった。もういいわ」

店員さんが去ってしばらくした後、硬直していた空気を幽香が破る。

霊夢「何よ、気になるじゃない。何を言おうとしてたの？」
幽香「ま、その内話すわ。それより、ほら、せっかくだから早く食べましょうよ。
　　　おいしい内に食べないと、作ってくれた人に失礼よ」

そう言う幽香の表情は先ほどまでの何かを考えていたものではなく、
何を考えているのか分からないいつもの幽香のものだった。
だが、霊夢は何故か先ほどの表情が頭から離れなかった。

霊夢「（こいつが何かに悩んでるなんて、明日は雪でも降るのかしらね）」

そう思いつつ、霊夢もまたフォークを手に取る。
それからは、またたわいもない会話をしながら、二人でケーキの味を楽しんだ。

幽香「……ふう、ご馳走様。当店自慢のって言うだけあって、中々ね。今度試しに作ってみようかしら」
霊夢「あら、あんた料理とか出来たんだ」
幽香「一人暮らしだと自然に覚えちゃうわよ。貴方だってそうでしょ？」
霊夢「まあ、それもそうよね」

それからしばらくは料理談議に花が咲く。意外にも幽香はかなりの料理好き（本人曰く『暇潰し』）
であり、霊夢としても野菜の調理法等は参考になる点が多かった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24