【ノディオンの】森崎の聖戦11【嫁と妹】

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[679]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc ：2011/11/04(金) 01:00:41 ID:???
ラケシス「お義姉様！　よくご無事で…」
グラーニェ「あのくらいの相手に、負けはしないわ。ラケちゃんも、よく頑張ったわね。
　　　　　　…でも、まだまだこれからよ」

アゼル「シル姉、村から煙が上がってるってのは本当かい？」

シルウィス「間違いないわ。何者かが襲っていることは確かよ。相手まではわからないけど」

森崎「うーむ…俺達も向かうか、それとも何人か増援を送るか…それとも翼の野郎に任せるか。
　　あいつの部隊３人しかいねえんだよなあ」

グラーニェ「…マッキリー攻撃に、力を貸していただけませんかしら？」

森崎「へ？　マッキリーって…北東にある小さな国か？」

グラーニェ「ええ。つい先ほど、先鋒部隊を撃破してきたところです。放っておけば、後続を送ってくるか
　　　　　守備を固めてくる可能性があります。準備が整う前に、先手を打つのです」

ラケシス「え…でもお義姉様、すでにシグルド様がハイライン方面に向かっています。
　　　　これ以上戦線を拡大するのは危険ではありませんか？」

グラーニェ「逆よ。マッキリーを落としてしまえば、ノディオンを直接狙われる危険はなくなるわ。
　　　　　マッキリーが中立を保っていたなら厄介だったけど…はっきり敵に回った以上、こちらから
　　　　　攻撃をしかけても名分は立つ。戦争が長引けば、苦しむのは民たちよ？」

ラケシス「そのために、今苦しんでいる民を見捨てるというのでしたら…反対です！」

グラーニェ「見捨てるなんて言ってないわ。すでにシアルフィから１部隊、救援に向かっているようだし。
　　　　　それに…ノディオンの民と敵国領内の民、天秤にかけるとしたらどっちかなんて、当然でしょう？」

ラケシス「そ…それは…でも、開拓村の人たちだって…！！」

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0ch BBS 2007-01-24