※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【見開き1ページの】キャプテン森崎43【晴れ舞台】


[252]2 ◆vD5srW.8hU :2012/02/28(火) 11:36:39.42 ID:/Q8hCuOX
〜クラマーの回想シーン〜

数十年をサッカー指導者として生き、並大抵の才能では大して驚かなくなっていた頃だった。
ワシがオランダでクライフォートと出会ったのは。

クライフォート「ブライアン・クライフォートです!よろしくお願いします!」

彼は少年時から既に天才の頭角を現していた。特に個人技だけでなく
オランダのトータルフットボールを使いこなし、司令塔となれる素質があった事がワシの関心を買った。

だが何よりも驚いたのはその前向きな精神力だった。クライフォートと言う名前があのヨハン・クライフに似ている事、
それからトータルフットボールの司令塔として期待されている事から彼はしばしば
善意と悪意両方を集め、ヨハン・クライフォートなどと言うあだ名をつけられた事すらあった。
だが彼は全く挫けず、周囲の期待に応えてすくすくと力をつけていった。

彼の率いるオランダが世界一になるのが見たい。彼を私の生涯の最高傑作にしよう。
そう思いオランダに移住し、彼を様々な形で見守る事数年。

クライフォート「クラマー、さん…」

クラマー「ど、どうしたと言うのだブライアン!」

ある日彼は大粒の涙を零しながらワシに会いに来た。そして彼は変わった。いや、ワシが変えてしまった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24