※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【見開き1ページの】キャプテン森崎43【晴れ舞台】


[586]2 ◆vD5srW.8hU :2012/06/23(土) 22:01:02.90 ID:YSNDI5Wv
〜オランダユース・ロッカールーム〜

翻ってオランダユースのロッカールーム。こちらはより硬い空気に包まれていた。
負けている側なのだから当然だが、それ以上にオランダユースと言うチームがどれ程ピリピリしているかの証明でもある。

クラマー「全くもって褒められた出来ではないな」

クライフォート「返す言葉もありません…」

クラマー「昨日の自信満々の様子が嘘の様じゃな。だがここで弱気になっても始まらん。
全日本ユースが我々の予想よりも強かった。ゴール前での運に嫌われている。
どんな言い訳をつけようと、我々のやるべき事、したい事は変わらんのだからな」

カイザー「…当然ッスよ!このままで終わってたまるかってんだ!」

ディック「俺たちは負ける訳にはいかないんだ!」

オランダメンバー「そうだ、負けたら…」「負けたら、何の為に…」

クライフォート「……………」

監督が淡々と厳しい言葉を出し、それに選手たちが必死な表情で返す。
サッカーのミーティングでは珍しい光景ではない。
だがこのチームには”負けてはならない”ではなく”負けたらどうなるか”の空気が満ちている。
それを知ってか知らずかクライフォートは口を閉ざし、クラマーはまた淡々と語った。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24