※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【見開き1ページの】キャプテン森崎43【晴れ舞台】
[86]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/11/12(土) 00:26:43.06 ID:NqLFytyS
ディアス「(なんだそのツラは?もう勝ったつもりになりやがって。俺相手にそんなツラがしたかったら
せめて5点差はつけたからにしろってんだ。たった2点じゃ全然足りていないぞ!)」
ディアスは今、初めて味わう感情に身を任せていた。敗北は初めてではない。
だが同年代の相手にこれ程まで余裕たっぷりにあしらわれたのは初めてだった。
その事実が、新鮮なシチュエーションが、彼のプライドを盛大に奮い立たせた。
ディアスは自分がアルゼンチンの希望の星である事をよく理解していた。
また彼はそれを負担に思わず、むしろ喜んだ。彼は自他共に認める英雄である事が大好きだった。
ディアス「(俺が3点も奪えばすぐに逆転だ。今まで上手く行ってたからって、試合終了まで
守りきれるつもりだと思ったら大間違いだ!…だけど、今までのやり方じゃ得点は出来ても逆転は出来ない。
何か…何か必要なんだ。奴らの鬱陶しい守りを確実に突破出来るやり方…!)」
だからこそこんな無様な形で敗れる訳にはいかなかった。それも一矢報いるだけでは駄目だった。
彼はあくまで名誉ではなく栄光の為に戦う男だった。善戦ではなく勝利でなければ意味がないのだ。
ディアス「(…って、なんだ簡単じゃないか。アレをやれば良いだけだ。ぶっつけ本番だけど…まあ大丈夫だろ)」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24