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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[143]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 23:55:11 ID:???
『……捲ったね。 そうか、お前はその決断をしたか。 ならば、私も私が言うべき言葉をここに記そう。
 まず、お前が感じている壁――それは恐らく、天才と凡才との大きな壁だろう。
 幼いころから靈夢を見て、靈夢が隠居してからは霊夢と共に育ったお前だ。
 誰よりも天才の存在感と、その理不尽な強さは知っているだろう。
 そして――お前はそれを我慢出来なくなった。
 霊夢以上の天才が現れたのか、はたまた霊夢がお前の手の届かない場所にまで行っちまったのかは知らんが……。
 きっとお前は、理不尽な思いをしている事だろう。

 厳しい事を言うが、それが現実なんだ。
 凡才とは須らく、天才と呼ばれる存在とは違うものなんだ。
 努力をすれば天才を超えられるという話だってある。だが、それだって私から言わせれば子供だましの幻想だ。
 魔理沙、お前はきっと思っている。こんなに頑張って、頑張って、努力をして、どうして勝てないのか。
 それはお前が凡才だからだ。天才じゃないからだ。
 お前にもしも才能というものがあれば、幻想郷で一番の魔法使いにだって、サッカー選手にだってなれるだろう。
 しかし、お前はどれだけ頑張ってもそこまで到達出来ない。
 頑張って、頑張って、努力をして……それでようやく得られる場所は、霊夢のパートナーという位置だろう。



0ch BBS 2007-01-24