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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[156]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/28(金) 01:39:18 ID:???
ガララッ
咲夜「魔理沙……もういいの? って……どうしたの、目が赤いわよ?」
魔理沙「そうか? ここはウサギ臭が凄いからな、それで私もウサギに近づいちまったのかもしれん」
魔理沙が部屋を出ると、丁度そこに咲夜が立っていた。
咲夜は泣いたが故に赤くなった魔理沙の目を見て心配をするが、魔理沙は適当に誤魔化しつつ。
帽子を被りなおしながら、にかっと笑みを浮かべて箒を肩にかけて外を見やる。
魔理沙「それより咲夜、とっとと行くぞ」
咲夜「行くって……」
魔理沙「決まってんだろ、異変解決だ」
霊夢ばっかに楽しい思いをさせてられんぜと言わんばかりに、魔理沙は箒に跨り一気に空へと駆け抜ける。
咲夜「……まったくもう。 仕方ないわね……」
これを見て、咲夜は呆れながらも魔理沙の後を追った。
……文句を言いながらも、咲夜はどこか嬉しそうだったという。
……2人が去っていなくなった永遠亭の一室に、一陣の風が吹いた。
その風は部屋の中、枕元にしっかりと置かれていた一冊のノートをパラパラパラと音を立てて捲り始める。
やがて風が止み、開かれたページは50ページ。
そこには大きな文字でタイトルとして「禁呪法」と書かれていた。
もしも魔理沙が1ページから読み進めていれば……このページもまた、読んでいただろう。
その時、彼女が今のような笑顔をしていたか……それは誰にも、わからない。
ただ、それは彼女の師匠が望んだ結果にならないであろう事は、容易に想像がつく事でもあった。
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0ch BBS 2007-01-24