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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[306]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/30(日) 23:34:43 ID:???
阿部瑠と呂出井の目的――それは、咲夜を自分たちのチームへと加入させるというものだった。
地獄に落ちる――即ち、なんかこう大口をたたいた割には大活躍が出来なかったり。
或いは強い筈の設定なのに引きのせいで格下相手にも負けちゃったりポストっちゃったりしたキャラを。
阿部瑠と呂出井がいるチームは探し続けていたらしい。
咲夜「ちょっと待ちなさい。 私は別に試合で大ポカとかはしてないわよ」
阿部瑠「しかしお前は地獄を見た筈だ……主君の厚意を捨て去るという、従者として許されざる行為をした為にな」
咲夜「うぐぅっ!?」
呂出井「私に本当に騎士としての資格があるのか……ふふ、どうせ私なんか……」
魔理沙「おい……なんかあっちの方勝手に落ち込んでるぞ」
霊夢「放っておきなさい。 元スレの方ではとっくに立ち直ってるわ。 突破にも成功してるし」
咲夜は試合で大ポカこそしていないものの、しかし、地獄を一度見た為に。
地獄イレブンへの加入資格は十分にあると2人は判断した。
その指摘を受けて咲夜は一瞬呻くものの……即座に首を振り、断固として断る。
咲夜「冗談じゃないわ……悪いけれど、他を当たってくれないかしら?
外の世界ではお嬢様が待っているの……お嬢様を満足させるべくお嬢様と戦う為にも……。
あんた達みたいなのに構っている暇なんて無いのよ」
阿部瑠「……まあ、そう簡単についてきてくれるわけはないよな。 なら、一つ勝負でもしようじゃないか」
咲夜「勝負ですって?」
阿部瑠「そうだ……俺たちが今からサッカーでお前と勝負をする。 その中でお前さんが一勝でも出来ればこの話は無しにしようじゃないか。
だが……勝てなければ俺たちについてきてもらう。 それでどうだ?」
早苗「待ってください! そんなの咲夜さんに何のメリットも無いじゃないですか! 賭けになってませんよ!」
咲夜「……いいわよ。 その勝負、乗ってあげる」
早苗「!? 咲夜さん!?」
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0ch BBS 2007-01-24