※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[370]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 00:11:29 ID:???
今日この試合で、イタリアはこのリーグ全ての試合を終えた。
結果として、イタリアは1勝1分け2敗。勝ち点4の、得失点差−2という数字を残した。
まだ他のチームが試合が残っている中で、である。

ヘルナンデス「(残りの試合は……ウルグアイがフランスとの1戦。 アルゼンチンはこの後のフランス戦と幻想郷戦。
        フランスはウルグアイとアルゼンチン、幻想郷の3戦。 幻想郷はアルゼンチン、フランスの2戦だ。
        そして、それぞれは勝ち点が3・4・0・6……。 他のチームで、既に4以上が2チームいる中でこの勝ち点。
        イタリアが決勝に上がるには……今、トップの幻想郷が全戦全勝して、
        アルゼンチンが大敗をして勝ち点4のまま得失点差を下げる事。
        あとは……ウルグアイがフランスに勝たない事が条件となるんだが……)」

それはどうやっても不可能である、とヘルナンデスは理解していた。
上記の計算の場合、重要な役割を果たすのはこの後3戦を控えているフランスである。
しかし、仮にフランスがアルゼンチンを下し、ウルグアイと同点で終わった場合――アルゼンチンを大敗させ。
ウルグアイと引き分けた場合、その時点でフランスが勝ち点4の得失点差で+になるのは明白。
フランスの決勝トーナメント進出が決定してしまうのである。
いずれにせよ、イタリアの予選敗退はここで決定してしまったのだ。

フラン「ヘルナンデス……」
ヘルナンデス「……気にするな、フランちゃんのせいじゃない。 3失点をしたのは僕の責任だ」
映姫「そして、私の責任でもあります。 ……申し訳ありません、ヘルナンデス君」
ヘルナンデス「謝るんじゃないよ、エーキ。 君たちは確かにこのチームに入る事を義務付けられた派遣選手だ。
       僕たちを勝たせるのが目的、それが君たちの役目なんだろう。
       だけど……それ以前に僕たちは仲間だ。 少なくとも、僕はそう思う。 なら、謝る事は無い。
       だってそうだろう? 勝つつもりで全力で戦った仲間をどうして非難出来る?」
映姫「……そうですね。 仰る通りです」


0ch BBS 2007-01-24