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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[38]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/25(火) 00:52:59 ID:???
反町とうどんげが練習を共にし、うどんげが大いに躍進をしていた頃。
一方で違うフィールドでは、2人の選手がボールを手に対峙をしていた。

ヤマメ「……怪我の調子はもういいのかい、パルスィ?」
パルスィ「ふんっ、この程度の怪我で今更どうにかなる私じゃないわよ。 妬ましい……。
     ……それより、付き合ってもらうわよヤマメ」
ヤマメ「あいさ、こっちだって望む所だよ。 アルゼンチン戦は、本当、とんでもなく厄介な試合になりそうだしね……」

水橋パルスィと黒谷ヤマメ。
妬ましパルパルズ創成期より今日の試合、最後の最後で大活躍をしたキスメと共に過ごしてきたチームの主柱。
評価値こそ±0になったものの、未だに反町に対して嫉妬心を抱く驚異のドリブラーに。
一対一という特殊な状況に特化をしたGK。
彼女たちは今日のアルゼンチン戦を見て、このチームの誰よりも発奮をしていた。

パルスィ「妬ましい……! あのもじゃもじゃ天パが妬ましい……!! 私よりも、永遠亭の薬師よりも、博麗の巫女よりも……!
     妖怪の山の烏天狗よりも、巧く速いドリブルを操るあの天パが妬ましい……!!
     オータムスカイズよりちょびっと劣るくらいには……!!」

パルスィにとってのドリブルとは、即ち反町にとってのシュートである。
反町を超える為だけにと、オータムスカイズとの試合で敗北した直後から一心不乱に鍛え続けてきたドリブル。
パスやシュートといったOMFに必須とされるその他の能力はそこそこに、ただひたすら鍛えてきたドリブル。
それはいつしか幻想郷屈指のものとなり、一時は怪我の影響で些か衰えたものの今ではしっかりとそのブランクも取り戻した。
だが、そんなパルスィの目の前に現れたのは――天才、ファン=ディアス。
彼は橋姫であるパルスィすらも認めざるを得ない程の、超がつく程の天才ドリブラーだった。
そんなディアスのプレーを目にして、嫉妬の権化であるパルスィが黙っていられる筈が無い。


0ch BBS 2007-01-24