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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[405]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 01:40:57 ID:???
まず松岡の口から説明されたのは、今日行われた第一試合、イタリアvsウルグアイの試合結果である。
イタリア敗戦の悲報を聞いて反町はヘルナンデスと再戦が出来なくなった事について一瞬暗い表情を浮かべたが……。
しかし、周囲の反応は多少ざわめいているもののそこまで驚いた印象は無い。
確かにイタリアの強さはわかっていたが、ウルグアイもまた鬼の勇儀・萃香と実力者を有するチーム。
イタリアが敗退しても不思議ではなく、松岡がここまで慌てる事ではないだろうと考えていたからである。

輝夜「とすると……問題はアルゼンチンとフランスかしら? ……そっちの結果は?」
松岡「そ、そうだZO! それが問題だ! こっちは……5−0だったんだZO!」

ざわ……!!

その松岡の言葉を聞いて、ミーティングルームに集まったメンバーは今度こそ驚いた。
前日のイタリア戦でアルゼンチンが引き分けに終わった事もあり、
ディアスを相手にしても完全に負けた訳ではないのだと考えていたからである。
だが、5−0でアルゼンチンがフランスに勝利したとなれば――やはりディアスの実力は本物なのだと、認めざるを得ない。
如何にフランスが弱小国だとしても、ホームタウンディシジョンがある以上はそこまでの点差をつける事など土台不可能なのだから。

美鈴「やっぱりアルゼンチンさんは強敵みたいですね……(咲夜さんがいてくれればなぁ……)」
静葉「(これは点の取り合いになるかしらね……一樹君とリグルちゃんの出来次第だわ……)」

改めてアルゼンチンの驚異を知った一同は、緊張感に満ちた表情で話し始める。
本当に明日勝てるのか、いや、それでも、やるしかない……。
半ば決死隊の覚悟になるものもいる中、懸命に闘志を失わぬようにする一同を見て……輝夜は満足そうに笑む。
だが、松岡コーチだけは珍しく暗い表情をしたまま……静かに首を横に振った。

松岡「違うんだZO……」
輝夜「? 何が違うの?」
松岡「勝ったのは……アルゼンチンじゃない……」
チルノ「……はァ?」

松岡「勝ったのはフランス……。 フランスJrユースが、5−0でアルゼンチンに完封勝利。 大差で下したんだZO!!」


0ch BBS 2007-01-24