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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[435]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/01(火) 18:32:38 ID:???
ドゴールからボールを受け取った左サイドハーフ、ジョルジュ。
自称・大陸一のサッカー選手と豪語する彼は、しかし、そう大した実力を持たない選手であった。
だが、彼にはなぜか異常なまでに上手いパスコースを探す能力とそこに通すだけのキックコントロールの実力があった。
まるでパス以外の才能をどこかに置いてきたかのような彼のパスは、アルゼンチンのカットを縫うようにして逆サイドのフェレーリへと届く。

フェレーリ「うおおおおおお! 俺はスーパーカー! 俺はスーパーカー! 俺はスーパーカァァァァァァアアアアア!!」

ズダダダダダダダダダダダダダダッ! シュバァァァァアアアアアアアアッ!!

ガレヤ「な……こ、こんな……!?」
バサロ「う……ウソだろ……!?」

そして、ボールを受け取った右サイドハーフ、フェレーリは走った。
彼は守備力も無かった。得点力も無かった。パスセンスも無かった。ただし、脚だけは速かった。
その瞬発力、加速力、最高速度を生かす為の練習を合宿で積んできた彼の高速ドリブルは――。
ディアスや永琳との練習でドリブラーと相対する経験が多かったアルゼンチンのDF達すらも奪えない程に速く、鋭かった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

ジョン「こ、これは凄いッ! フランス……フランスJrユースがアルゼンチンを押しているッ!!
    フェレーリ選手、速い速い! 一気にサイドを駆け上がってしまったァ!!
    なんという突破力! こんなドリブラーがフランスにもいたのかァ!? フランス、いきなりの得点チャンスですッ!」

永琳「(……イタリア戦とは見違えるような動き。 一体これはどういう事かしら……?
    ……疑問は尽きないけれど、とにかく……今は守りきる事が肝要!)
   ガルバン君、止めに向かって! PA内は私がフォローをする!」
ガルバン「了解!」
フェレーリ「(よし……ボールを運べた! 後は……)ナポレオンッ!!」
ナポレオン「おっしゃあっ!!」
ガルバン「ぐっ……くそっ!」
永琳「(……パスは平凡もいい所、か。 ふむ……)」


0ch BBS 2007-01-24