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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[473]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/02(水) 01:08:58 ID:???
観客「な、なんでだ〜! なんでナポレオンが退場しなきゃならないんだ!!」「審判に訴訟も辞さない!」
「せめて軽い注意で済ますべきだろ地元的に考えて……」「っていうかナポレオンいなくなったら次の試合どうすんだよ……」
ナポレオン「お……お、おれが……退場だと……?」
ピエール「……ナポレオン」
ナポレオン「う……」
この裁定に狼狽えていたのは、ナポレオンである。
彼は超危険人物として何度も退場処分を受けた程の問題児だが、しかし、この大会の重要性も理解していた愛国心溢れる少年でもあった。
レ・ブルーの誇りを胸に大会を勝ち上がらなければならないという事は、彼もまたわかっていたのである。
故に、この退場処分は彼にとっていつもの試合とは違う意味を持っていた。
それだけ大きなショックを受けるだけの、裁定だった。
ピエール「……速やかに退場しろ」
ナポレオン「………………」
ピエールの有無を言わさぬ言葉を聞き、ナポレオンは静かにその場を立ち去って行った。
こいし「に、25cm……あんな25cm……見た事無い……。 すっかりしおしおに萎んじゃって……」
さとり「(……八意永琳。 わざと……ですか)」
それを遠くから見つめていた古明地姉妹は、彼にかける声を見つけられなかった。
こいしはいつもの強気な姿からは考えられない程落ち込んだナポレオンの姿にショックを受け。
一方でさとりはベンチで手当てを受ける永琳を見つめながら、小さく息を吐く。
さとり「……こいし。 この試合、反則まがいの守備はやめておきなさい」
こいし「え? な、なんで?」
さとり「審判の印象は先ほどのナポレオン君のプレーで悪くなっている。 ……貴方まで退場したら、この試合はともかく。
明日のウルグアイ戦が厳しい戦いになる」
こいし「う……わ、わかった」
さとり「(八意永琳……汚い、とは言いません。 こちらも同じような事をやっているのですから。
しかし……やはり貴方は、手ごわかった)」
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0ch BBS 2007-01-24