※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[50]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/26(水) 01:21:12 ID:???
【幻想郷 永遠亭の一室】
魔理沙「………………」
外界にて反町一樹がうどんげを鍛え上げ、水橋パルスィがヤマメと共に鍛錬をしていた頃。
幻想郷の一角――竹林に居を置く永遠亭の一室では、霧雨魔理沙が布団に横になりじっと天井を眺めていた。
あの事件から既に数日が経過し、魔理沙の体調は、既に万全と言っていい段階にまで回復をしている。
今すぐにでも、サッカーをする事も――霊夢達の後を追い、異変解決に向かう事も出来た状況にあった。
しかし、魔理沙は寝転がり、ただ天井を眺めていた。
魔理沙「(私は今まで……何のために頑張ってきてたんだ……)」
人生を振り返るのは年寄りのするものだ、という言葉がある。
若い内は立ち止まらず全力で走れ――確かに、そういった考えも間違いではないかもしれない。
だが、幾ら若いとはいえ、人ひとりが全力で走れば走った距離は長くなる。
そんな時、人は思う……自分は一体今まで、どんな道を走ってきたのか。
そもそも、どこから走ってきたのか。スタートラインは、どこだったのか。
――自分は、どこを目指していたのか。
霧雨魔理沙は、今、それを見つめなおす事が出来る状況にあった。
今までの自分とは、いったい、なんだったのかを。
魔理沙「(元から私に才能が無いのはわかってる。 霊夢は当然として、咲夜や早苗、妖夢。 リグルやうどんげにも勝ってるとは思わん。
だが……たったそれっぽっちの事で、私はあいつらに負けなきゃならんのか?
外の世界から来たよくわからん男なんぞに、私の居場所を奪われなきゃならんのか……?
生まれた時から……私はあいつに負ける事が決まっちまってたのか……?)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24