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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[51]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/26(水) 01:22:25 ID:???
反町一樹という男は、霧雨魔理沙から見れば、少なくとも、あまり好感を抱きにくい男であった。
少なくとも、友人である河城にとりの話を聞く限りは、好ましいとは思えない。
チームプレーを第一であると定義し、そのチームプレーの基礎中の基礎であるパスワークはろくすっぽ練習しない。
それどころかシュートばかりを練習し、他の選手に汚れ仕事を任せている。
和を重視すると言いつつも、そもそもの前提として初期からチームに加入をした妖精トリオがチルノ打倒を目標に入団したというのに。
その打倒目標であるチルノを取り入れ、結果としてチーム内に不和を巻き起こした。
そして、自身が見たサンパウロ戦での超ロングシュート――。
ただの練習試合、前には自分がおり、周囲にもボールを運べる選手がいた状態での行動。
如何に中盤が不甲斐なかったとはいえ……化け物染みたシュート力を持っているとはいえ、あの選択は無いだろうと殆どの者は思った。
あれは即ち、自身の力を信じてはいれど周囲の力は信じていないと言っているようなものだからである。
他にも聞いた話はいくつかあれど、端的に言って、自分とは仲良くなれそうもない人物だと魔理沙は自身で考えていた。
魔理沙「(そもそも根本の部分がおかしいんだよな。 なんだよキックオフシュート乱打って。
オータムスカイズの橙や静葉あたりの運び屋の気持ちを考えた事はねぇのかな……幽香は……いや、あいつは逆に喜びそうだ。
にとりもなんだってあんなのに懐いてんのかね……利用されないといいがなぁ)」
そっくりそのまま同じことを反町に思われているとは知らず、魔理沙はごろんと寝返りを打つ。
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0ch BBS 2007-01-24