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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】


[546]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/02(水) 23:57:51 ID:???
では、霧雨魔理沙はどんな練習をしていたのか――。
彼女は他の者たちの練習が終わってから、全員に協力してもらいある練習を行おうとしていた。

魔理沙「……今からこの5人で実戦形式の練習がしたい。 早苗と咲夜、妖夢がディフェンス。
    私と霊夢がオフェンスだ。 妖夢と霊夢は、攻撃が止むたびに交代してほしい」
妖夢「実戦形式ですか……。 ……霊夢とずっと一緒にしないという事は、霊夢とのコンビ技じゃないんですか?」
魔理沙「ああ。 つーか、出来れば霊夢以外の奴とやりたい」
霊夢「なら咲夜とも交代しましょうか? 何をやりたいのかわかんないけど」
魔理沙「いや、守備に1人は専門の奴がいて欲しいから咲夜はディフェンスのままでいて欲しい」
早苗「私はゴールキーパーでいいんですよね? 一体どんな意図をもって練習するんですか?」

魔理沙の意図はいまいち掴めないものの、4人は魔理沙の指示を聞き。
しかし、一体どのような成果を求めての練習なのか、と問いかける。
それに対し、魔理沙は頭をかきながら困ったように返答した。

魔理沙「どういうつっても……まあ、単に私がいればどれだけ早苗と咲夜から点を取れるかっつー練習みたいなもんだな」
咲夜「……というと?」
魔理沙「私が世界一のFWになる為の練習だぜ」
早苗「……世界一とはまた大きく出ましたね」
魔理沙「普通だぜ?」

困った表情を笑みに変えて、魔理沙は高らかに笑うとボールを持って配置につき始める。
そんな魔理沙に促されるようにして早苗、妖夢、咲夜の3人はそれぞれの持ち場につき……。
霊夢はただ一人、魔理沙の横顔を見て首を傾げていた。

霊夢「(FW……か。 ……ストライカーではないのね)」

こうして星の見守る中、夜通し少女たちの練習は続けられた。
彼女たちが世界の舞台で戦うのは、あと少しだけ先の話である。


0ch BBS 2007-01-24