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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[676]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/04(金) 22:46:45 ID:???
言葉を切ると同時に、突如としてガルトーニの腕から鳴り響く骨がどうにかなってしまっていくような音。
その小気味いい音とは裏腹に、ガルトーニはあまりの激痛に絶叫し。
アルゼンチンメンバーは一体何をするのか、と目を丸くしながら慌てて永琳を止めようとして……。
永琳「はい、おしまい。 どう、ガルトーニ君?」
ガルトーニ「うぅっ、ど、どう……って……あ、あれ?」
ガルバン「ど、どうしたんだガルトーニ!? う、腕は大丈夫なのか!?」
ガルトーニ「大丈夫っていうか……い、痛みがもうない……。 か、完全に消えてる!」
ガレヤ「なにィ!?」
先ほどまで猛烈に痛がっていたガルトーニは、信じられないとでも言うかのように腕を摩りながら周囲のメンバーに呟いた。
永琳に無茶苦茶やられた痛みどころか、リグルのシュートを受けた為の怪我による痛みすらもすっかり引いており。
これならばまるで問題なく、試合も再開が出来るというのである。
これには当然ながらアルゼンチンの者たちも驚き、口々に本当に大丈夫なのかと問いかける。
そして、ガルトーニがもう平気である事を示すかのように腕を振り、手を動かすのを見て周囲の者たちはようやく納得をするのだった。
永琳「この程度の怪我なら大丈夫。 少しの時間さえあれば、治してみせるわ」
ブラウン「エイリンさん……あんた一体何者なんだよ……」
永琳「ただのお医者さんよ。 さて、それじゃあ無事に怪我も治った所で作戦会議だけど……ディアス君」
ディアス「……ああ」
永琳の見せた神業とでも言うべき医療技術にアルゼンチンメンバーは未だに立ち直れてはいないが……。
それでも試合再開の時間は刻一刻と迫ってきており、永琳は流れを断ち切ってからディアスを呼ぶ。
彼はただ、ゴールに突き刺さり、転がっていたボールを小脇に抱えながら悠然とセンターサークルを見つめていた。
永琳「サッカーの基本は取られたら取り返す。 ……頼むわよ、ディアス君。 すぐに返してきて頂戴」
ディアス「言われるまでもないさ。 あいつらにレベルの違いってのを教えてやる」
パスカル「(今度は俺も失敗をする訳にはいかない……。 全力でディアスをフォローするんだ!)」
永琳「(次に失敗をしたら……攻め方を考える必要があるわね)」
※ガルトーニの怪我が「万全の状態」になりました。
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0ch BBS 2007-01-24