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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[956]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/09(水) 23:26:38 ID:???
ジャパンカップ終了後、ドイツ――ハンブルガーSVへの帰路へとついた若林源三。
彼は本来、アジア予選には召集をされず、本戦に入ってから全日本ユースに合流をする……筈だった。
しかし、運命の悪戯によって彼は急遽、全日本ユース監督――見上辰夫から呼び出されたのである。
そうしてドイツから日本へととんぼ返りをした若林。
彼が合宿場で見た光景は、思わず彼を唖然とさせるようなものだった。
若林「こ、これは……」
岩見「…………」
長野「…………」
浦辺「…………」
西尾「…………」
岸田「…………」
小田「…………」
若林「おっ、お前ら誰だー!?」
合宿場で練習をしていたのは、若林が見た事も聞いた事も無いような選手達ばかりであった。
実は小学生時代に知った顔もいたが、残念な事に若林はこの時までそんな事は全然覚えていなかったのだが――。
とにかく、合宿場にいたのは本来全日本ユースに召集をされていない……される筈が無い者たちばかりだったのだ。
一体どうして彼らがここにいるのか? 当然疑問を持った若林の前に現れたのは、げっそりと痩せ細った見上辰夫であった。
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0ch BBS 2007-01-24