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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】


[353]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/11/29(火) 17:22:05 ID:???
バビントン「卑怯な手で勝っても嬉しくないよ。僕は……僕が正しいって思うことをやり遂げたいんだ」

ストラット「へぇ、面白そうじゃねぇか。そんなくだらん手段で価値を狙いに行く奴らの助けなんて借りる必要ねぇぜ。なぁ中山?」

自分たちのサッカーに大きな誇りを持っている。陰惨な妨害など必要ない。
自分たちはサッカーで自分の未来を勝ち取るためにここに来ているはずなのだ。
ストラットは当たり前のような顔で中山の方に首を向ける。
だが、彼ら3人と中山の間には大きな異なる部分があった。

スランプに苦しんでいた彼らを救うようにして現れたガーネフの闇のオーブによる助力。
だが、元々彼らにはそのスランプを乗り越えるだけの才能があった。
目の前にぶら下げられた甘い蜜に吸い寄せられてしまった彼らとは違い、
中山は闇のオーブの力がなければ一流の選手には絶対になれない圧倒的な才能の差があったのだ。

そして、中山はこの力を授けてくれたガーネフの持つ心の苦しみを理解できる人物でもあった。
どれだけ努力しても、どれだけ頑張っても覆すことのできない才能の差という絶対的な壁に苦しんできた。
それを埋めるために。自分の夢を叶えるため、自分の欲望を満たすため。
どんな手段を厭わずに戦ってきた、自分がこの世で最も信頼している親友。森崎有三。
彼に向けて破滅のツボを押し当ててしまった罪悪感がぬぐい去れない今、
中山には森崎とガーネフの行動を否定できるほどの勇気を持つことは出来なかった。

中山「(俺は……俺にはもう、あの人達の力を借りる事しかできない。
   森崎と一緒に一流の選手でしか見ることのできない景色を見る。
   森崎と一緒に世界一の栄光を勝ち取る。そのためには、もう――)」

彼らを裏切ることなど許されない。ストラットたちのような才能を持たない自分には、もうこの道しか残されていないのだから。

中山「……俺は反対だ」

ストラット「…は?」


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0ch BBS 2007-01-24