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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】


[389]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:00:07 ID:???
前もって情報を得られれば、それに対する対抗策を予め練っておくことは出来る。
前回大会の雪辱を晴らすため、全勝優勝を狙っている森崎たちアリティア選抜にとっては既に次の試合は始まっているのかもしれない。

新田「あ、そろそろ試合が始まりそうですよ」

早田「へっ、まぁ見てなよ。俺の予想だと多分2-2くらいで引き分けだからな!」

森崎「賭けのこと忘れるなよ。きっちり二人分の昼飯をおごらせてやるぜ。新田、今のうちにメニューを決めておきな」

新田「え?あ、はい。そうですね。なににしよっかなー」

早田「(やれやれ。こいつら…数年前までとは打って変わって仲良しさんになりやがって…)」

だが、早田の表情は心境とは打って変わって晴れやかだった。
彼の悩みのタネの一つである森崎を始めとするのチーム内の不和が、数年前に比べてかなり薄まっていたからだ。
いくら実力が優れていようとも、チーム内の空気を乱すほどの暴挙の数々に、早田はjrユース時代から嫌気が指していた。
基本的にノリの良さを好む彼にとって、精神的苦痛を伴ってまでサッカーをしたいとは思えなかったのだ。
目の前に提示された現実が厳しくとも素直に受け入れるある種のドライさが、彼をこのような性格にしていたのだ。

早田「(…そうさ。スポーツってのは楽しんでナンボだろ。そうでなきゃ何が楽しくて俺は…)」

頼りになる仲間であり決して届かない壁でもある。信頼と畏怖の感情が同時に映る次藤洋という男。
彼の背中を追い続けることに、早田は少し疲れていた。何か理由を作ってその足を止めたいと思い始めていたのである。


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