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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[417]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/12/08(木) 23:46:50 ID:???
日向の思想を完全に肯定することはやはり自分にはできない。だが、全てを否定することはできなくなっていた。
力による支配を否定し、自分なりにやってきた結果がこれなのだ。
これまでの自分の甘さが、仲間たちを逆に苦しめていたのではないかと反町は結論づけた。
反町「(…程度の差はあれど、やはり上に立つものは必要だったんだ。
それぞれがそれぞれの主張をし、バラバラに動いていては…チームの力をひとつにすることはできない。
このままじゃダメなんだ。このままじゃ俺はいつまでもアイツを…日向を超えることなんて出来ない!)」
個人の力では間違いなく勝ち目のない相手だというのは分かっている。
だから、反町は徹底的に磨いた。己の理想を叶えるために必要な『力』を。
反町「(俺一人の力で戦うんじゃない。チームの力を結集させて戦う。それが俺のやり方だから)」
複数の人数で攻め、守り、動く『組織プレイ』。それこそが反町が探し、見つけた答えだった。
そしてこの答えこそ、あの日向の最大の恩師であり、現東邦タイガースの監督である吉良の教えでもあったのだ。
反町「(……日向。俺にもようやくわかってきた気がする。お前がどうしてそこまで
チームを支配できるほどの強大な『力』を求めていたのかを。
あの人の、吉良監督の教えを最大限に活用するためには……
たとえ腕ずくで抑えつけてでものチームの一糸乱れぬ統率が必要だったんだって。
この試合の後半。俺はそれを完成させる。日向。お前が目指し、達せなかったことをな!)」
すっかり優勢ムードに酔いしれ、笑顔にあふれる南葛陣営を睨みつけながら、反町は控え室へと戻っていった。
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