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1- レス

【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】


[455]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/11(日) 02:10:30 ID:???
後から来たのに追い越され→ ダイヤ3
>ダイヤ→山森が鋭い反応でインターセプトを成功させる!反撃開始だ!
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山森はこの数年で自分の才能の限界を早々に悟っていた。
自分は世界に通じる一流の選手には到底なれない。
出来るのは精々世界で戦える仲間たちをフォローし、支えることくらいであると。

山森「(だけど…それがなんだ!一流になれなくたって、サッカーはそれが全てじゃない!)」

試合に勝つために。相手チームより多くの点をとるために。自分に出来ることから始めようと前向きに考える。
なまじ世界の舞台を経験してきた山森にとって、自分の夢を妥協するこの選択は苦しいことだった。
それでも山森は後悔などしてはいなかった。自分の大好きなサッカーを続けられるということだけで満足していたのだ。
向上心がない。夢を諦めた負け犬などと彼を笑うものもいるだろう。だが、彼は選んだのだ。
自分の価値を分かってくれて、自分を必要としてくれている者たちの世界に居続けることを。

山森「俺は多くは望まない。ただ、大好きなサッカーを皆と一緒にやりたいんだけなんだ!!」

バシィッ!!

沢田「ナ、ナイスカットです山森さん!」

新田「いいぞ山森ー!その調子だー!!」

山森「(そう。強くなんてならなくてもいい。一流になんてならなくてもいい。
   俺はこの東邦タイガースに勝利をもたらすために戦い続ける。それだけだ!)」

多くの栄光を与えられる選手達の中に埋もれる影のない一選手になろうとしても。
自分が満足できる環境を手に入れられるのだったらそれに勝る幸せなど無いと山森は思った。
落ち込む力に苦しむ中山を間近で見てきた山森だからこそ、至った心境だった。


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0ch BBS 2007-01-24