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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[48]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/10/28(金) 00:38:22 ID:???
しばしの沈黙。あたりに漂う緊張感。だが、この場に居合わせたのがオグマだからこそその緊張はすぐに解かれた。
そう。もしもこれがマルスやアベルなど彼らと面識があろうものならこの事態は更に一歩進んだ展開へと運んだことだろう。
しかしこのオグマは前回のアリティアカップ開催中は蛇の道を踏破するのに必死でその場におらず、
全日本ユースとの特別合宿では森崎の眼鏡にかなわず選考漏れしていたのだった。
後僅か。ほんの少しの運命の糸が違っていれば。彼らをこれから起こる壮大な悲劇から救い出せたかもしれない。
だが、この場に居合わす者たちはそんなことを知る由もなく静かに時を刻み続けていく。やがて訪れる避けられない戦いを目指して。
バビントン「あ、あの…その……ぼぼ、僕達は……」
中山「……返してくれませんか?それ、日よけにちょうどいいと思ってつけてたんですけど」
目の前の男が自分たちのことを面識していないのだと感づいた中山は、冷静な切り返しでこの場を逃れようとする。
オグマ「……そうか。それは済まなかったな」
ストラット「おいオッサン!いきなりなにしてんだよ!」
イスラス「観戦の邪魔です。向こうへ行ってもらえませんか」
オグマ「お、おう……(仮面以外に何処か怪しいところも見受けられん。ここは一旦退くか)」
こうしている間にも試合時間は削られていく。自分の担当のエリアをもう一度調査するべくオグマはその場を離れていった。
ストラット「大丈夫か二人とも」
中山「ああ。ちょっと仮面を調べられただけで、向こうは俺達の事を知らなかったみたいだ」
バビントン「運が良かったね。もう僕心臓が破裂するかと思ったよ」
イスラス「しかし、なにか気になるな。試合そっちのけで奴らは何を探しているというのだ?」
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0ch BBS 2007-01-24