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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[697]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/12/20(火) 15:16:30 ID:???
狩りを成功させた『黒豹』が猛々しく勝利の雄叫びを上げる姿がそこにはあった。
ワアアアアアアァァァァァァァアアアアアアア!!!!
アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!
アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!
観客の波が押し寄せるような歓声。過去に落ちぶれた者の大活躍を見て興奮しないものなどいない。
会場全体のアベルコールが、彼が真の強者になったことを証明するかのように地鳴りのように続いていく。
だが、そんな中でもこの二人だけは別次元を眺めるような冷たい視線を向けていた。
ラムカーネ「……ムカツクぜ」
ガーネフ「アリティアが得点したことですかな?それとも……」
ラムカーネ「それもあるけどな。一番腹が立つのは『奴』の態度さ。
見ろよ、あのうれしそうな顔を。大事な親友が貫禄のゴールを決めてはしゃぐ子供のような顔を」
ラムカーネの侮蔑の視線は、自分と瓜二つの存在へと向けられていた。
森崎「よくやったぜアベル!!俺はお前ならやってくれると信じてたんだ〜〜!」
ラムカーネ「どう見ても『脇役』じゃねぇか。いくら偽物だろうと、俺の姿をした奴のあんな様子を見たくはなかったぜ」
拳を握り、歯をギリギリと軋ませながらラムカーネは続ける。
ラムカーネ「周りを見れば一目瞭然じゃねぇか。この会場の奴らはアリティアの『アベル』しか見えてねぇ。
マルスやシーダなんかもそうだ。……誰も『奴』を見ちゃいねぇ……」
あまりにも耳障りがする賛美歌のようなアベルコール。彼にとって最も忌むべき存在を否応にも思い出させるものだった。
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0ch BBS 2007-01-24