※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[699]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/12/20(火) 15:18:43 ID:???
ガーネフ「(下等な存在故に成り上がろうとする知恵や欲が大きいのは確かじゃが…それだけでは無い?
ふむ……これは少々調べまわってみる必要がありそうじゃな)」
アベルの得点で盛り上がる観客席の中に、暖かな涙を浮かべて微笑む姿があった。
彼の恋人であり、騎士団復帰を最後まで躊躇していた彼の背中を押したエストだった。
エスト「……よかった。ほんとに……よかったね、アベル……」
仕事に熱心になればなるほど、彼のやり残したことに対する未練が浮き彫りになっていく姿をエストは間近で見ていた。
それがすごく辛かったし、それを放って置けるほどエストは薄情ではなかった。
何よりもアベルの気持ちを理解し、それを支えていくと誓ったのだ。
店の経営の負担はこれまで以上に重くのしかかってきたけれど、それでもアベルの本当の笑顔を取り戻させてやりたかった。
自分の選択は間違っていなかった。胸がじんわりと熱くなっていくのを感じながら、エストは目尻に浮かべた涙をそっとタオルで拭う。
エスト「…って、あれ?どうしてこんな所に都合よくタオルが?」
しかもよく見ればこのタオルには見覚えがある。一定の買い物をした客に無償で配っている『パンサー』の広告が入ったミニタオルである。
ふと顔を見上げると、つい先日大量のユニフォームとスパイクを買っていってくれた黒髪の青年が座っているではないか。
エスト「わぁ!貴方は確か……この間の!」
イスラス「…ども」
ひざ掛けにしていたタオルをいきなり横からぶんどられ、
唖然とした表情を向けているイスラスに、エストは反射的な営業スマイルを向けて語りかける。
イスラス「あの緑髪の選手が……」
エスト「そうそう。ちゃんと覚えていてくれたんだね〜、えへへへ。
何を隠そう、彼こそがアカネイア大陸ナンバーワンプレイヤー、
元アリティア王宮騎士団筆頭のアベル!どーお?すっごいでしょ!」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24