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1- レス

【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】


[700]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:19:44 ID:???
まるで自分のことのように自慢するエスト。だが、イスラスの目から見ても
あのアベルと言う選手は周囲の選手と比べて格段にレベルが違っているのが分かった。

イスラス「(いいドリブルだった。雄大に、自由に、体で風を切っていくような……)」

イスラスの脳裏には幼い頃、友人家族たちとピクニックで訪れたキューケンホフ公園が映っていた。
大量のチューリップやパンジーが咲き誇る花壇の花を踏み荒らさないようにボールを追って駆けまわったあの頃。

イスラス「(……なんでだろうな。奴のドリブルを見ていると今にもボールを蹴りたくなってくる。
     奴を追いかけ、並び、追い抜き……想像しただけで……胸が躍る)」

今の自分の全力ダッシュでも追いつけるのは容易ではない。それだけの魅力がアベルのドリブルから感じられたのだ。
それ故に、自分たちがこれから彼に対してしなければならないことを思い出し胸が詰まる。

イスラス「(……バビントン、ストラット、中山。お前たちは……お前たちは本当に……)」



試合が始まる数刻前。中山たちはガーネフから改めてアリティア選抜に対する妨害工作の指示を受けていた。

ストラット「……今のがガーネフからの指示の全てだ。最後にもう一度だけお前らに聞いておきたい。
      この妨害工作を、本気でやろうとしているのかどうかを」

ストラットが皆を見回す中、中山がハッキリとした意志を瞳に宿して口を開く。

中山「…それが森崎の意思だというのなら、俺は断るつもりはない」

バビントン「……ねぇ、中山。でも、これは流石に――」

中山「俺は森崎を助けてやりたいんだ!その為だったら……」


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