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1- レス

【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】


[853]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/10(火) 22:45:11 ID:???
アベル「……ならばまずは礼を言うべきだったな。エストを送り届けてくれて感謝する」

イスラス「大事な人なんだろ?取り返しがつかなくなる前にしっかりと側においておくんだな」

アベル「ああ。昨日の段階でもっと警戒しておくべきだったな。君の言うとおりだよ」

エスト「私も選抜メンバーだったらよかったのにね。ジェイガンさんも森崎くんも見る目が無いよ、もー!」

アベル「そう言うな。今回の選抜メンバーは新人たちの育成も兼ねているんだろうさ」

イスラス「……その森崎について今度は俺の方から質問があるんだが」

アベル「ああ、答えられる範囲ならば答えよう」

エストを助けてくれた恩人とはいえ、まだハッキリと彼の正体が分かったわけではない。
アリティア選抜に対して妨害工作を続ける組織の情報を巧く聞き出すために、アベルは警戒しつつ話を続ける。

イスラス「たとえばだ。あんたらの仲間である森崎が森崎の名を騙った『偽物』だとしたらどうする」

アベル「偽物……だと?」

エスト「え、あの、質問の意味がよく分からないんだけど」

アベルはイスラスの言葉を受け、頭の中で彼の言葉の意図を読み取っていた。
何故森崎のことを『偽物』だの『まがい物』だのと呼ぶのだろう。
まるで彼は『本物』の森崎を知っているとでも言うような口ぶりだった。
だが、アベルも森崎との付き合いは結構長いと自負している。
確かに今の森崎は初対面に抱いた印象とは百八十度変わった別人のような印象をうけることはある。
だが、それは森崎の性格がこのアカネイア大陸で過ごすうちに移り変わっていた影響でしか無いはずだ。


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0ch BBS 2007-01-24