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1- レス

【幽玄なる】キャプテン霧雨81【死の香り】


[557]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/03(木) 23:39:18 ID:???
クリアー→ スペード9
>>ラインを割りスローイン


適当に蹴ったボールは右サイドへ大きく逸れ、そのままラインを割る。
やっと意識がはっきりしてきた魔理沙が起き上がると、状況はそう変化していた。

ズキン

魔理沙「ッ……」

やはり勘違いではなかった。苛む痛みは更に強くなっている。
怪我は加速度的に悪化している。
そして全身の疲労。これも気のせいで片づけられない。
ふらふらと、それでもまだ意地で魔理沙はさっさと再開するよう指示を出そうとするが…。

カペロマン「………下がりな」

魔理沙「カペロマン…?」

姿は既に魔理沙以上にボロボロとなっているカペロマンが…静かにそれを制する。

カペロマン「それ以上怪我が悪化したら…いや、今の状態でも洒落にならないってわかってるだろう。
       付き合わせた俺が言うのも何だが……な。
       シュートももう撃てない。なら、あんたがこの場に残る必要は0だ」

魔理沙「お前は……お前こそ下がれよ!」

意地のまま、自らの負傷を覆い隠すようにして叫ぶ。
一人で戦わせまいと思ったからこそ、言葉を無視していまだ戦っているのだ。


0ch BBS 2007-01-24