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【幽玄なる】キャプテン霧雨81【死の香り】


[731]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 21:43:54 ID:???
カペロマン「だろう?それがなかったら、今も人里杯の時と変わらず、さ。
       それに納得がいかなかった。俺は幻想郷のサッカーに負けたかったのさ。
       二度と負けない、俺が必ず打ち倒す…そう思えるほどに。
       そうすれば、俺はこの世界にいる間、執念を得られる。強くなろうとする執念を。
       幸いにして、夢幻フラワーズはそういうチームに思えた。俺が1人だろうが遠慮なく叩き潰してくれるとな」

魔理沙「・……」

だから、わざわざ夢幻フラワーズに挑んだと。
それはあまりにも自らへの負担も考えていない…凡そ冷静なカペロマンの考えた事柄だとは思えなかった。
どうしてそこまで強くあろうとするのか、魔理沙にその理由はわからない。
しかし、カペロマンが降参しようとしなかった理由とその意志は納得できた。

カペロマン「そういうわけだ。キャプテンの負け戦には付き合わないと言って、逆に付き合わせてしまったってことさ。
       あんたが何と言おうが、これは俺一人で挑むべき試合だったかもしれないな」

魔理沙「そんなことを言うなよ。私が倒れるまで頑張った甲斐がないじゃないか。
     ……でさ、得られたのか?その執念を」

カペロマン「…いや。得られなかった」

確かにスコアは2-6。圧倒的な実力差で負けた。
ここまではカペロマンの予定内だった。
しかし、夢幻フラワーズに対して絶対にリベンジするという執念を得られたかと言えば…それは違った。

カペロマン「………どうも、執念を抱けるような連中ではなかった気がするぜ」

魔理沙「…でもさ、それでよかったのかもしれないぜ」


0ch BBS 2007-01-24