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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[295]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/12/02(金) 00:32:12 ID:xux9sdnA
C 遠泳(スタミナ・フィジカル)
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城山「……よし、そろそろ午後の練習を始めるぞ」
どうにか復活を果たした城山。どういうわけか腰まで海に漬かっている。
SC『サーッ!!!』
元気よく返事をするSC一同。こちらも腰まで海に漬かっている。
理由はもちろん男性陣の下半身の事情故である。
その辺りが理解できている美津乃は白瀬を連れてガジュマルに引っ込み、苛立ちまかせにカキ氷をかき込んでいる。
怒りに任せてシャクシャクと崩す氷の色は怒りを写し取ったかのような紅の色。いわゆるイチゴである。
しかめっ面をしているのは、キーンときたのか、別の理由か。
白瀬は白瀬で名残惜しそうに海を見やりながら、同じくカキ氷を口に運んでいる。こちらは黄色が目にまぶしいレモンだった。
美津乃「まったく。私の時は反応薄かったくせに、白瀬の時はあーだもんね。失礼しちゃう!」
白瀬「まーまー」
美津乃「アンタもアンタだ。そんな凶悪なものむき出しにして。いったいどこから水着なんか用意したの。
お金なんか持ってないでしょうに」
白瀬「弟クンがくれたよ」
美津乃「ウチの馬鹿だったか……」
カキ氷頭痛とは違う頭痛が美津乃を襲う。
美津乃「どーして私の周りは馬鹿ばっかり集まってくるのーっ!?」
白瀬「類は友を呼ぶ(ボソ)」
頭を抱えた美津乃の叫びはむなしく波に砕け漂っていった。
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0ch BBS 2007-01-24