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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】


[317]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/12/04(日) 03:29:46 ID:rUVtxwH2
井沢「ぷはっぷはっ」
伊藤「……ごふっ……ぶはぁっ!」
山森「いっちにー、いっちにー」

先頭を行くのは水上歩行のスキル持ちの二人。井沢が優雅に、伊藤が半死半生で
そして持ち前のスタミナと水の抵抗の少ない体型を生かして山森が続く。
その後ろにはグリコ、大場、窪田の十把一絡げ組みが台詞も無く水をかいている。
その脇に浮かべたボートから選手たちに声援を送る監視員兼指導者達。

白瀬「はーい、瀬名ちゃーん」
瀬名「ぷはっぷはっ」

白瀬がボートの上から身を乗り出して瀬名に声をかける。それに瀬名は視線だけで答える。

白瀬「犬掻きじゃ海はきついでしょ。いい泳ぎ方を教えてあげるよ。まず右手を伸ばして、それに耳をつけるようにして」
瀬名「ぶくぶく」

言われたとおりに身体を横向きにして手を伸ばす。
元々素直な瀬名には余計な力は入っておらず、海水の浮力で簡単に浮かび上がる。

白瀬「浮いたね?そしたら今度は足をバタ足じゃなくてハサミみたいに左足は前に、右足は後ろに開いてー」
瀬名「???」

これも言われたとおりにやってみる。なるほど犬掻きよりも楽に進む。なにより顔に水がかからないので息継ぎに余裕が生まれる。
白瀬が教えているのは古式泳法の『のし』と呼ばれるものであり、海や川など流れがある場所を体力の消耗を抑えながら
渡りきることのできるものであった。

白瀬「そうそう。もっと足を開いてー」
新平(そう、もっと足を開いてっ)

身を乗り出した白瀬を背後から新平が血走った目で凝視する。
上半身はTシャツで隠されてしまったがその裾から見える下半身は未だ水着一枚だけなのだ。


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0ch BBS 2007-01-24