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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】


[318]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/12/04(日) 03:32:01 ID:rUVtxwH2
新平はオールを操ることも選手達を見守ることも忘れて、ただ一点にのみ集中している。

美津乃(ウチの馬鹿弟はどうしてあーも馬鹿なのかね)

頭を抱える美津乃。こちらも操船を忘れてオールを放りっぱなしだ。
その隙に岡部が新平のボートの縁にコバンザメの様に張り付く。
瀬名が泳いでいるのとは逆舷に取り付いたのでバレる心配はなさそうである。

城山「岡部め。上手いこと考えたな」

その様子を見ていたのは城山。ろくな準備運動もしないまま美津乃に突き落とされてからこっち攣りかけている足で
だましだまし水を蹴ってきたが、今は美津乃の手が止まりボートも波に漂うに任されている。

城山「あーそういやオレは泳ぐ必要ないんだっけか」

最後の力を振り絞りボートに接近していく。

白鳥「……ふはっ……ぶくぶくぶく……ぷはっ」

ボートへの途上に波間に浮きつ沈みつしている白鳥を発見する。それを見て城山の脳裏に電光が瞬く。

城山「白鳥。背中に乗って良いぞ」
白鳥「ホント?監督ありがとう。助かった〜」

既にバテ始めていた白鳥は文字通り渡りに船と城山の肩につかまり子亀状態になる。
そして美津乃のボートに取り付く。

美津乃「シロちゃん!?そうはさせ……っ!?」

グラリとボートが傾き美津乃が事態に気づく。城山を再び海の藻屑にせんと反射的にオールを振り上げたが

白鳥「きゃーっ!」


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