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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[347]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/12/17(土) 02:22:36 ID:AkPKnO0o
そして二艘のボートその内の一艘では相変わらず新平が白瀬にのしかかったまま、もぞもぞとしており、
もう1艘のボートの上では、
美津乃「総員、衝角戦用意!」
と物騒な命令が船長であり、唯一の乗組員兼漕ぎ手でもある美津乃から発せられていた。
ぐんぐん速度をあげたボートは引き波をものともせずに加速していく。
新平「どわぁっ!ね、姉ちゃんっ!?」
雄叫びを上げて接近してくる赤髭ハイレディン、もとい姉の姿に新平も慌ててオールを求める。
美津乃「遅かったなっ!」
だが、一歩及ばず船腹に突撃を食らってしまう。激しく揺れた小船から哀れ新平は海へと真っ逆さま。
最初から倒れていた白瀬は高いとはいえないボートの復元力によって船体が安定するまで、そのままの姿勢を維持する。
白瀬「あらら、大切なエンジンがなくなっちゃった」
水に落ちた犬は叩けとばかりに姉に叩かれている新平をスルーすると、白瀬はそのままオールを手に取るとボートを漕ぎ出す。
白瀬「ホラホラ、もうちょっと浜だよ。それよりもう足が付くから安心していいと思うよ?」
伊藤「え?ホントだ!」
窪田「うわ。もうこんな浅いのか」
海の藻屑になりかけていた二人は白瀬の言葉で気を取り直し、地に足をつけて息を整える。
ここまでくれば浜まで歩いてでも辿り着けるはずだ。
秋津姫「首位争いはあの3人か」
ふわふわと水面を滑るように進む秋津姫の視線の先には3人の先頭集団の姿があった。
浮力の白鳥、低抵抗の岡部、キャラ立てに必死な赤松。
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0ch BBS 2007-01-24